生活支援センターあおぞら

浦添市にある生活支援センターあおぞらのブログです。浦添市在住でこころの病(統合失調症、気分障害、パニック障害、その他)を持つ方が、自分らしく生活するためのお手伝いをしています。 住所:浦添市大平1-23-13 2階  電話:098-879-6644

第71回てだこ支援ネット

さて。本日は月1回のてだこ支援ネットの開催日です。

てだこ支援ネットとは。


まず、各機関持ち回りで勉強会をします。

今回の司会&勉強会の担当は『就労プラザわく・わく』さん。


テーマは『沖縄障害者職業センターのご紹介』

障害者職業センターの概要を説明いただき、関わったケースなどの報告。



利用して感じたメリットを教えて頂きました。(以下)


1 適性検査で利用者の方の適性能力が分かりやすい。

2 就職したあとでもジョブコーチが必要に応じてフォローしてくれる。

3 利用者の方が『出来る』と思っている能力と他者からみた能力の差を実感できる。


など。メリットが多いようです。

他にもメリットがあった気がしますが、メモし忘れてしまいました。すみません( ̄_ ̄|||)




また、今回のミーティングでは、


沖縄県からの要請により東日本大震災災害ボランティアとして


岩手県に行った浦添市の保健師さんからご報告がありました。



4/7~の5日間、浦添市から派遣された保健師さんは2名。


主に大船渡市にある吉浜地区という地域で


災害を免れ、家に避難している各家庭を回り、


話しを聞いたり、必要があればこころの医療チームに繋げたりしたそうです。



この吉浜地区は大昔にも大津波がきたことがあり


その時に高台にお家を移設した経緯もあって、


他の地域より津波の影響をはあまり受けていなかったそうです。


が…



住んでいる方の精神的なダメージが非常に大きく、


聞いていても胸が痛くなる話しばかりだったとのことでした。



テレビで観る以上の惨事想像を絶する光景だったとのこと。



特に、ボランティアしている最中はスタッフ間でも


「私たち、まだまだボランティアできるね」

心に余裕があるように感じた様ですが、


実際、沖縄に帰ってきてからは、精神的にもきつく、



テレビ等で放映される災害の様子を見る事が出来なくなったり


眠れなくなったりしたそうです。



ボランティアしている時は感じなかったけれど、

実は「あの期間で自分の心の状態もギリギリだった」

おっしゃっていたのが印象的でした。



今回のてだこ支援ネットもとても考えさせられる内容でした。



大変な任務を終えて帰ってきた保健師さん。

貴重な体験を聞かせてくださり、ありがとうございました(^―^)



就労プラザわく・わくさんも急な勉強会の依頼に答えてくださり

ありがとうございました(^―^)



第71回てだこ支援ネット

てだこ支援ネットの終了後。無理矢理ぱちり。ご協力ありがとうございます ヾ(・ω・`)ノ♪


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